HACCPの読み方と正式名称は?ハサップ表記が主流な理由も解説

【HACCPの読み方は?】正式名称はハサップかハセップどちらが正しいのか
HACCPに関する基本用語を解説するイメージ

HACCPの読み方と正式名称を先に整理

「HACCP」は食品衛生管理の基本用語ですが、読み方がハサップなのか、ハセップなのかで迷う人は少なくありません。結論から言うと、正式名称は英語の Hazard Analysis and Critical Control Point です。そのうえで、日本の公的資料では 「HACCP(ハサップ)」という表記 が広く使われています。

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検索でこの記事に来た方が先に知りたいポイントを3つだけまとめると、次のとおりです。

  • 正式名称Hazard Analysis and Critical Control Point
  • 厚生労働省や農林水産省の案内では、HACCP(ハサップ) という表記が中心です。
  • 現場では「ハセップ」と呼ばれることもありますが、社内資料・取引先説明・検索対策では「ハサップ」に寄せる方が無難 です。

HACCPの正式名称は「Hazard Analysis and Critical Control Point」

厚生労働省のHACCP案内では、HACCPを Hazard Analysis and Critical Control Point の略語として説明しています。日本語では資料によって「危害要因分析重要管理点」や「危害分析・重要管理点方式」のように説明されることがありますが、ベースになる正式名称は英語のHACCP です。

つまり、「正式名称はハサップ」ではなく、正式名称はHACCP であり、「ハサップ」は日本語での読み方・呼び方として使われている、と理解するとズレにくくなります。

HACCPは認証名ではなく、衛生管理の考え方

ここで誤解しやすいのが、HACCPを「何かの認証の名前」とだけ捉えてしまうことです。HACCPは本来、危害要因を分析し、重要な工程を継続的に管理する衛生管理の手法 を指します。厚生労働省も、原材料の受入から出荷までの工程で危害要因を把握し、特に重要な工程を管理する手法だと説明しています。

そのため、HACCP導入の流れ従来の衛生管理との違い を理解しておくと、「名前だけ知っている状態」から一歩進みやすくなります。

読み方は「ハサップ」が公的資料では主流

2026年7月時点で確認できる厚生労働省の案内ページや用語集では、いずれも 「HACCP(ハサップ)」 と表記されています。農林水産省でも「農場HACCP」などの形でハサップ表記が使われており、公的な説明ではハサップに寄っている と見てよい状況です。

このため、次のような場面では「ハサップ」でそろえる方が実務的です。

  • 社内研修資料や衛生管理計画書を作るとき
  • 取引先や支援会社に説明するとき
  • Web記事やFAQで一般読者向けに解説するとき
  • 検索されやすい表現でタイトルや見出しを整えたいとき

要するに、通じるかどうか だけなら別の読み方でも会話は成り立つことがありますが、公的表記と説明のぶれを減らす という意味では「ハサップ」を基本にした方が扱いやすい、ということです。

「ハセップ」は間違いと断定するより、場面で整理する方が実用的

現場では「ハセップ」と呼ぶ人がいるのも事実です。ただし、検索する人の多くは「正式名称」「読み方」「どちらが正しいか」を短時間で知りたいので、記事としては 公的資料で主流の呼び方 を先に示した方が親切です。

実務上の整理としては、次の理解で十分です。

  • 公式寄りにそろえるなら 「ハサップ」
  • 正式名称として書くなら 「HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)」
  • 会話で相手がハセップと呼んでいる 場合は、意味を共有できていれば過度に言い直す必要はない

ただし、文章に残す場面で毎回「ハサップ」「ハセップ」が混在すると、読者には「結局どちらを基準に見ればいいのか」が伝わりにくくなります。記録・教育・公開コンテンツは表記を寄せる、これが一番実務的です。

HACCPの制度化と合わせて覚えておきたいこと

HACCPは単なる用語ではなく、すでに制度として食品等事業者の衛生管理に組み込まれています。厚生労働省の案内では、2021年6月1日から原則としてすべての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理に取り組む ことになっています。

そのため、「HACCPとは何の略か」「どう読むか」だけで終わらせず、次の論点まで押さえておくと実務に結びつきます。

よくある質問

HACCPの正式名称を日本語で書くと?

英語の正式名称は Hazard Analysis and Critical Control Point です。日本語の説明は資料により表現差がありますが、厚生労働省の資料では「危害要因分析重要管理点」や「危害分析・重要管理点方式」のような説明が見られます。

HACCPは「ハサップ」と「ハセップ」のどちらで読むべき?

公開資料や社内文書では「ハサップ」に寄せるのが無難 です。理由は、厚生労働省などの公的資料でその表記が継続して使われているためです。

HACCPは認証を取れば終わりですか?

違います。HACCPは本質的には 衛生管理の運用 です。認証取得が必要なケースはありますが、制度対応そのものは日々の衛生管理計画、実施、記録、見直しまで含めて考える必要があります。

まとめ

HACCPの正式名称は Hazard Analysis and Critical Control Point で、日本の公的資料では HACCP(ハサップ) という表記が主流です。現場では別の呼び方が出ることもありますが、読者や取引先に説明する文脈では「ハサップ」でそろえる 方がぶれません。

「名前は聞いたことがある」段階で止まると、制度対応や日々の運用で必ず詰まります。次は 導入の流れ義務化の時期 までつなげて理解しておくのがおすすめです。